ハーセプチンによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
副作用として、感覚異常(末梢神経障害)が報告されています。症状には、急性と蓄積性のものがあります。
手足、口のまわりのしびれやチクチクする痛み、舌の感覚がおかしい、あごやのどがしめつけられるような感覚、食べものや飲みものが飲み込みにくいなどの症状があらわれます。病院で点滴をした直後から2日以内にみられることが多く、寒冷の刺激によって誘発されます。通常数日で回復します。治療を続けているうちに回復までの期間が長くなることがあります。
治療を繰り返すと、手足のしびれや痛みによって、ボタンが外しにくい、文字が書きにくい、歩きにくい、食べものや飲みものが飲み込みにくいなどの症状が続くことがあります。
ボタンが外しにくい、歩きにくいなどの症状は、手足症候群によっておこることもあります。
冷たいものにふれると、症状が出やすくなったり、ひどくなったりしますので、点滴直後から1週間くらいは気をつけましょう。
やけど(低温熱傷)の防止
けがや転倒の防止