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による治療を行っている
患者さんご家族の方へ

くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。

当ウェブサイトに関する注意事項
以下の点をご了承の上、ご覧ください。

当サイトは、ハーセプチンによる治療を受けられる患者さんとそのご家族の方向けに情報を掲載しています。適正使用や安全性に関する情報を提供することを目的としており、医学的な判断、アドバイスを提供するものではないことをご了承ください。ハーセプチンや治療に関するご質問は、主治医にご相談ください。

あなたは医師の診断を受けハーセプチンによる治療を現在受けている、または、ハーセプチンによる治療を受ける予定がある患者さんならびにご家族の方ですか?

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による胃がんの治療を行っている
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カペシタビンの主な副作用

手足症候群

主な副作用として、手足症候群(Hand-foot syndrome)が報告されています。これはカペシタビンの特徴的な副作用です。手足症候群とは、手や足がヒリヒリ・チクチクする、赤く腫れるなどのほか、皮膚にひび割れや水疱が生じたりして、痛みが出るような状態がみられるものです。また、皮膚に色素が沈着したり、爪の色が変化したり変形したりすることもあります。

ヒリヒリ・チクチクする、手が痛む、ものがつかめない
手のひらが赤くなる、腫れる、テカテカする
足の裏がかさかさする、ひび割れする

カペシタビン服用中に、手、足、爪にふだんと違った症状があらわれたときは、受診時に担当医にお伝えください。明らかな痛みを感じた場合はカペシタビンを服用せずに担当医に相談してください。

状態によっては、カペシタビンの服用を一時的にお休みしたり、服用する量を少なくしたり、中止するよう担当医から指示されることがあります。また、症状が悪化した場合、指紋がなくなることがありますので、銀行など指紋認証機能を使用されている場合は気をつけてください。

次のような症状があらわれたら、カペシタビンを服用せずに担当医に
相談してください。

  • 手足が赤く腫れて、ヒリヒリ・チクチク感などの痛みがある

セルフケアのポイント

  • 担当医に処方されたハンドクリームや保湿剤などで手足の乾燥を防ぎましょう。
  • 手足を安静に保ちましょう(手足を温めすぎたり、過度に足に体重がかかったり、固い靴で摩擦を受けると症状が悪化する可能性があります)。
  • 症状がある部分には、やわらかいパッドなどをあててみましょう。
  • 塗り薬や飲み薬が処方されることもあります。薬の種類や使い方は、患者さんの症状に合わせて決めていきます。
    必ず担当医の指示を守って使うことが大切です。