ハーセプチンによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
腎臓の働きが悪くなり、からだの中の捨てなければならないものや余分な水分が、血液の中にたまってしまう状態になることがあります。腎臓への影響を防ぐために、シスプラチンの点滴前後には大量の輸液の点滴を行い、尿の量を増やします。尿量が予定より少ないときには、薬の排泄をうながす利尿剤を使用します。また、患者さん自身でも水分を十分にとるようにしてください。
治療期間中は、クレアチニンクリアランスという腎機能検査を行い、その低下がみられる患者さんは、シスプラチンおよびカペシタビンの使用を一時的にお休みしたり、使用する量を減らしたり、中止することもあります。