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患者さんご家族の方へ

くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。

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以下の点をご了承の上、ご覧ください。

当サイトは、アバスチンによる治療を受けられる患者さんとそのご家族の方向けに情報を掲載しています。適正使用や安全性に関する情報を提供することを目的としており、医学的な判断、アドバイスを提供するものではないことをご了承ください。アバスチンや治療に関するご質問は、主治医にご相談ください。

あなたは医師の診断を受けアバスチンによる治療を現在受けている、または、アバスチンによる治療を受ける予定がある患者さんならびにご家族の方ですか?

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アバスチンの作用は?

アバスチンには、以下の作用があります

アバスチンは、新しい血管の形成に関わる「VEGFブイイージーエフ」という物質をつかまえて、その働きを阻害します。

これにより、がんに栄養や酸素を運んでいる血管が退縮したり、新たな血管が伸びにくくなり、がんの成長が妨げられます。

また、VEGFはがんに向けて不完全な血管を作るため、血管の壁から水分が漏れ出し、体内に体液(胸水や腹水など)が溜まることがあります。アバスチンは、このような体液の漏れを改善する作用もあると考えられています。

なお、このような効果を持続的に得るためにも、アバスチン投与を継続することが大切です。

アバスチンの主な作用と期待される効果

アバスチンの主な作用

アバスチンはVEGFをつかまえることで、がんに栄養を運ぶ血管が退縮したり、がんへの新たな血管形成を阻害します。また、血管の壁を整え、がんによる胸水や腹水のもととなる水分の漏れ出しを抑えます。

イメージ図