パージェタ+ハーセプチン併用療法とは?
治療の方法
パージェタとハーセプチンを一緒に使います。この治療を受けるときは、病院で点滴をします。
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点滴にかかる時間について
初回は、パージェタを60分、ハーセプチンを90分かけて、慎重に点滴します。特に問題がなければ、2回目からは時間を短縮することができます。
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治療間隔について
パージェタとハーセプチンの投与は、3週間ごとに行います。つまり、1回点滴を受けた後は、20日間お休み(休薬)します。
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治療スケジュールの一例
パージェタとハーセプチンは、一緒に投与を開始します。
どちらも3週間に1回、同じ日に順番に点滴します。治療中は、1日目に点滴し、2~21日目は休薬するという3週間のサイクルを繰り返します。
治療を受けるときの注意点
点滴を受けるときは、以下の点にご注意ください。
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お薬が血管の外に漏れないよう、点滴中は安静にしていてください。また、お手洗いなどは点滴開始前にすませておきましょう。
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点滴中に以下のような症状がみられたら、がまんしないで、すぐに医師、看護師、薬剤師に知らせてください。
- 吐き気がする
- 悪寒(さむけ)がする
- 熱っぽい
- 頭が痛い
- 疲労感(けん怠感)
- からだがかゆくなる
- 注射部位がはれる、
痛みや焼けるような熱さを感じる