ハーセプチンによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
お身体の具合がよくないときは、無理をしない方がよいのですが、とくに症状がない限りは、普段の生活を今まで通りにしてくださって結構です。
治療中に限ったことではありませんが、栄養のあるものをきちんと食べましょう。
①乳製品、②肉・魚・豆、③野菜・果物、④ご飯・パン・麺類のそれぞれから、バランスよく食べるとよいでしょう。食欲のないときや、吐き気があって食べられないときは、栄養のバランスよりも、食べたいものや食べられそうなものを選んで食べましょう。
市販の栄養補助食品を利用してもよいと思います。
適度な運動は気分転換にもなりますし、お散歩や軽い運動は、むしろ積極的に行った方がよいでしょう。
寝つきが悪い、眠れない、寝た気がしないといったときでも、緊張をほぐす薬や睡眠薬などで十分な睡眠をとれるようになる場合もありますので、担当医師に相談してください。
身体が思うように動かない、精神的にしんどい、というときは、お休みするのが一番です。お仕事や用事はちょっと先延ばしにして、心配ごとは押しやって、身体にも心にもお休みをあげて、のんびりしましょう。
また、あれこれ考えて不安がいっぱいのときは、医師やその他の医療スタッフとお話をすることをおすすめします。意外と取り越し苦労だったりすることもありますし、不安を口に出して話をすることで気持ちが軽くなったり、落ち着くことも多いです。
同じ一日を過ごすのに、不安や心配な気持ちでいたのでは、もったいないと思います。