ハーセプチンによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
ハーセプチンを使う目的や使用期間は、患者さんの症状により異なります。
手術の前に使う(術前化学療法)場合と、手術の後に使う(術後化学療法)場合があります。いずれの目的も、微小転移といって、身体のどこかにひそんでいるかもしれないがん細胞を撲滅することです。
また、手術前に使用して、がんのしこりを小さくすることで、乳房温存手術がやりやすくなったり、温存手術ができる可能性が高くなったりします。
がんに伴う症状を和らげるために使用します。
進行がんの患者さんで、がんが小さくなった場合は、手術することもあります。
がんに伴う症状を和らげたり、症状が出るのを防いだりするために使用します。がんの進行を抑えて、生活できる時間を少しでも長くすることも目的です。