パージェタによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
パージェタやハーセプチンは、他の抗がん剤とは異なるしくみで作用するため、他の抗がん剤とは異なる特徴的な副作用があらわれることがあります。また、一緒に使う抗がん剤による副作用があらわれることもあります。副作用のあらわれ方には個人差があり、すべての患者さんにあらわれるとは限りませんが、なかには症状が重くなることもあります。治療を始める前に、予測される副作用や症状の悪化を防ぐための対策を知っておいて、なるべく早く対処できるようにすることが大切です。
下痢 | しびれ |
発疹 | 吐き気 |
悪寒(さむけ)や発熱 | 疲労感(けん怠感) |
好中球*1の減少 | 心臓への影響*2 |
脱毛 | 肺への影響*3 |
むくみ |
*1:白血球の一種
*2:動悸、息切れ、頻脈 など
*3:咳、息切れ、呼吸困難、発熱 など
併用する抗がん剤により、あらわれる副作用は異なりますので、治療の際には医師、看護師、薬剤師に確認してください。