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による治療を行っている
患者さんご家族の方へ

くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。

当ウェブサイトに関する注意事項
以下の点をご了承の上、ご覧ください。

当サイトは、パージェタによる治療を受けられる患者さんとそのご家族の方向けに情報を掲載しています。適正使用や安全性に関する情報を提供することを目的としており、医学的な判断、アドバイスを提供するものではないことをご了承ください。パージェタや治療に関するご質問は、主治医にご相談ください。

あなたは医師の診断を受けパージェタによる治療を現在受けている、または、パージェタによる治療を受ける予定がある患者さんならびにご家族の方ですか?

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による乳がんの治療を行っている
患者さんご家族の方へ

パージェタとは?

パージェタはHER2タンパクを標的にした薬です

パージェタは、乳がん細胞の手に手錠をかけ、がん細胞が栄養を取り込めないようにする薬です。がん治療に用いられる化学療法剤は、がん細胞を特異的に攻撃することができず、正常な細胞も攻撃してしまうこと(副作用)があります。パージェタはがん細胞にあるHER2タンパクを標的とするため、正常な細胞にはあまり作用しません。

このような薬は「分子標的治療薬」と呼ばれています。「分子標的治療薬」は、化学療法剤とは違うしくみでがん細胞を殺したり、増殖を抑えたりする薬といえます。

パージェタ+ハーセプチン併用療法

HER2タンパクの働きを抑える薬として“ハーセプチン”があります。パージェタと同じようにHER2タンパクを標的にした薬ですが、がん細胞はハーセプチンが手錠をかけても、まだ少し栄養を取り込めることがあります。

“パージェタ”はハーセプチンで動きを止めた手の別のところに手錠をかけて、がん細胞が栄養を取り込めないようにできるので、ハーセプチンと一緒に使うことで、がん細胞を殺したり、増殖を抑えたりする効果を高めることが期待できます。これがパージェタ+ハーセプチン併用療法です。

ハーセプチンだけでもがん細胞の手の動きを止めることができますが、がん細胞はまだ少し栄養を取り込めます。パージェタとハーセプチンを併用することで、パージェタとハーセプチンで別のところをおさえて効果的に手の動きを止めるため、より効果を高めることが期待できます。