パージェタによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
(2024年11月時点)
乳がんの治療は長期間にわたることが多く、高額な医療費が患者さんの負担になり、そのままでは治療の継続が難しくなることもあります。
しかし、がんの治療は、継続することで効果が期待できるものです。経済的負担を減らして不安なく治療を継続するために、「高額療養費制度」について知っておきましょう。
1ヵ月に同じ医療機関の窓口で支払う自己負担額が一定額(自己負担限度額)を超えた場合、加入している医療保険に申請することで、超えた分の金額が払い戻されます*1,2。払い戻しまでには、通常、申請から約3ヵ月かかります。
入院される方だけでなく、外来診療でも「認定証」を提示すれば、窓口での支払いを自己負担限度額内にとどめることができます。
差額ベッド代や、療養給付と直接関係のないサービス等(おむつ代など)、医療保険適用外の治療費や入院中の食事などの金額は含まれません。
年齢と所得により自己負担限度額が異なります。
ご自身の自己負担限度額については、加入されている医療保険(保険者)や医療機関の相談窓口などで、ご相談・ご確認ください。
高額療養費制度を利用する場合は、加入している医療保険(保険者)に申請をします。加入されている医療保険(保険者)をご確認ください。
高額療養費制度では、1人ずつ、医療機関ごとに算出しますが、家族(同じ世帯の人)や本人が複数の医療機関にかかった場合、直近の12ヵ月に3回以上高額療養費にあてはまり、4回目に多数回該当の自己負担限度額を超えた場合、4回目からの自己負担限度額が軽減されます。
また、世帯で支払った医療費の合計が高額になる場合にも、負担を軽減するしくみがあります。