カドサイラによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
(2022年4月時点)
乳がんの治療は長期にわたることが多く、高額な医療費が患者さんの大きな負担になり、そのままでは治療の継続が難しくなることもあります。しかし、がんの治療は、継続することで効果が期待できるものです。経済的負担を減らして不安なく治療を継続するために、「高額療養費制度」について知っておきましょう。
1ヵ月に同じ医療機関の窓口で支払う自己負担額が一定額(自己負担限度額)を超えた場合、加入している健康保険に申請することで、超えた分の金額が払い戻されます※1・2。払い戻しまでには、通常、申請から約3ヵ月かかります。
年齢と所得により自己負担限度額が異なります。
ご自身の自己負担限度額については、加入されている健康保険(保険者)や医療機関の相談窓口などで、ご相談・ご確認ください。
高額療養費制度を利用する場合は、加入している健康保険(保険者)に申請をします。加入されている健康保険(保険者)をご確認ください。
高額療養費制度では、1人ずつ、医療機関ごとに算出しますが、家族(同じ世帯の人)や本人が複数の医療機関にかかった場合、直近の12ヵ月に3回以上高額療養費にあてはまり、4回目に多数回該当の自己負担限度額を超えた場合、4回目からの自己負担限度額が軽減されます。
また、世帯で支払った医療費の合計が高額になる場合にも、負担を軽減するしくみがあります。