アバスチンによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
アバスチンの治療は、子宮頸がん治療で使われている抗がん剤と一緒に開始します。
アバスチンは点滴で静脈に投与します。初回は90分かけて慎重に点滴します。特に問題がなければ、2回目は60分、さらに問題がなければそれ以降は30分に短縮することができます。
なお、投与量は患者さんの体重から計算されます。
アバスチンの治療は、3週間以上の間隔をあけて行います。つまり、1回治療を受けた後は少なくとも20日間はお休み(休薬)します。そして、これがくり返されます。
薬が血管の外に漏れないよう、点滴中は安静にしていてください。次のような症状がみられたら、すぐに医師、看護師、薬剤師に伝えてください。
注射部位が腫れる、痛みや焼けるような熱さを感じる
点滴中に過敏症状があらわれることがあります。
次のような症状がみられたら、すぐに医師、看護師、薬剤師に伝えてください。
全身のかゆみがある、息苦しい、唇が腫れる、のどが腫れたような感じがする など