ハーセプチンによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
ハーセプチンは、ドセタキセルと組み合わせて使用されます。
治療は、3週間を1コースとして繰り返します。
ハーセプチンは1日1回、初回は8mg/kg(体重)を、2回目以降は6mg/kgを90分以上かけて点滴静注します。
特に問題がなければ、2回目からは30分間まで時間を短縮することができます。
ドセタキセルは1日1回、70mg/m2(体表面積)を1時間以上かけて点滴静注します。
点滴をはじめる前に、副作用を軽くするためのお薬を用いることもあります。
薬が血管の外に漏れないよう、点滴中は安静にしていてください。点滴中に悪寒(さむけ)や発熱があらわれることがあります。