ハーセプチンによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
唾液腺とは、唾液を作る組織であり、大唾液腺と小唾液腺に分けられます。
大唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺からなり、小唾液腺は口腔粘膜に存在します。唾液腺がんは、耳下腺に最も多く発生し、次いで顎下腺に多く発生します。病理組織型(顕微鏡でわかるがん細胞の形や状態の種類)がとても多いのが特徴です。
手術が第一選択となり、腫瘍の進展範囲に応じた手術を行います。特に、耳下腺がんでは、可能であれば顔面神経を温存します。手術が難しい場合は、放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)を行います。