中外製薬企業情報サイト(別ウィンドウで開く)

による治療を行っている
患者さんご家族の方へ

くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。

当ウェブサイトに関する注意事項
以下の点をご了承の上、ご覧ください。

当サイトは、アバスチンによる治療を受けられる患者さんとそのご家族の方向けに情報を掲載しています。適正使用や安全性に関する情報を提供することを目的としており、医学的な判断、アドバイスを提供するものではないことをご了承ください。アバスチンや治療に関するご質問は、主治医にご相談ください。

あなたは医師の診断を受けアバスチンによる治療を現在受けている、または、アバスチンによる治療を受ける予定がある患者さんならびにご家族の方ですか?

中外製薬企業情報サイト(別ウィンドウで開く)

による
卵巣がんの治療を行っている
患者さんご家族の方へ

血管新生とは?

がんは成長のために専用の血管を引き込みます

がん細胞は、正常な細胞よりも分裂が活発で、その分たくさんの栄養や酸素を必要とします。がんは成長しようとして、栄養や酸素を補給するために、もともとあった血管からがん専用の新しい血管を作って引き込みます。この新しい血管を作る過程を「血管新生けっかんしんせい」といいます。

血管がつながり栄養や酸素が届くようになると、がんはより大きく成長します。さらに、つながった血管を通り、がん細胞は全身に運ばれていきます(転移)。

がんの血管は正常な血管と異なります

がんが作った専用の新しい血管は、正常な血管とくらべて形が不規則で、ところどころ細くなっていたり、曲がったりしています。

がんの発生

がんは、栄養が十分にとれないと小さなままです。

栄養補給

そこで栄養と酸素を補給するために、VEGFという指令物質を出して、近くの血管からがん専用の細い血管を引き込みます。

成長(進行)

血管から栄養や酸素が補給されるとがんは成長します。

※VEGF:vascular endothelial growth factor(血管内皮増殖因子)の略