アバスチンによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
悪性神経膠腫の治療には、手術療法、放射線療法および抗がん剤治療があります。がんの性質、進行度、患者さんの状態によって、これらを組み合わせたり、あるいは単独で治療が行われます。担当医や家族とよく相談し、あなたの希望にあった治療を見つけましょう。
がんを手術により取り除き、がんによる各症状を和らげます。
放射線をあてて、手術で取り除けなかったがんが再び大きくなるのを抑えます。
抗がん剤を使って、手術で取り除けなかったがんが再び大きくなるのを抑える治療です。しかし抗がん剤は、正常な細胞にも作用し、さまざまな副作用があらわれます。そのため、副作用の対策も行いながら治療をします。
がん細胞の増殖や転移にかかわる分子を標的として作用し、がんが再び大きくなるのを抑えます。分子標的薬剤は、特定の標的をねらって攻撃するので、正常な細胞への影響は少ないです。しかし、それぞれの薬に特徴的な副作用があらわれます。