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くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。

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以下の点をご了承の上、ご覧ください。

当サイトは、アバスチンによる治療を受けられる患者さんとそのご家族の方向けに情報を掲載しています。適正使用や安全性に関する情報を提供することを目的としており、医学的な判断、アドバイスを提供するものではないことをご了承ください。アバスチンや治療に関するご質問は、主治医にご相談ください。

あなたは医師の診断を受けアバスチンによる治療を現在受けている、または、アバスチンによる治療を受ける予定がある患者さんならびにご家族の方ですか?

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アバスチンの治療方法

アバスチンを使った治療方法は?

アバスチンは単独で使用しても効果がみられません。

次のような、国内で使用できる標準的な『お薬を組み合わせて使う治療法』と一緒に使うことにより、病状の悪化を防いだり、生存期間を延長させることがわかっています。

  • カペシタビン+オキサリプラチン
    (CAPOX療法)
  • 持続静脈投与による5-FU+ホリナートカルシウム(国内ではレボホリナートカルシウム:l-LV)
    +オキサリプラチン
    (FOLFOX療法)
  • 持続静脈投与による5-FU+l-LV+イリノテカン
    (FOLFIRI療法)
  • 持続静脈投与による5-FU+l-LV+イリノテカン+オキサリプラチン
    (FOLFOXIRI療法)
  • 注射または持続静脈投与による5-FU+l-LV
  • 注射(短時間静脈投与)による5-FU+l-LV+イリノテカン
    (IFL療法)

アバスチンの治療方法は?

アバスチンは静脈から点滴注射します。1回あたりの治療に必要な量は、患者さんの体重から計算します。

  • 最初に治療するときは90分かけて点滴注射します。
  • その際、特に副作用がみられなければ、2回目以降の点滴時間は60分で行ってよいことになっています。さらに、2回目の投与で問題がなければ、それ以降の投与は30分で行えます。

点滴注射を受けるときの注意点

点滴注射を受ける際には、下記の点に注意してください。

  • お薬が血管の外に漏れないよう、点滴注射中は安静にしていてください。次のような症状があったら、すぐに医師、看護師、薬剤師に連絡しましょう。

    注射部位がはれる、痛みや焼けるような熱さを感じる

  • 点滴注射中に過敏症状があらわれることがあります。次のような症状があったら、がまんしないで、すぐに近くにいる医師、看護師、薬剤師に連絡しましょう。

    じんましん、息苦しい、唇がはれる、のどがはれたような感じなど