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患者さんご家族の方へ

くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。

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以下の点をご了承の上、ご覧ください。

当サイトは、アバスチンによる治療を受けられる患者さんとそのご家族の方向けに情報を掲載しています。適正使用や安全性に関する情報を提供することを目的としており、医学的な判断、アドバイスを提供するものではないことをご了承ください。アバスチンや治療に関するご質問は、主治医にご相談ください。

あなたは医師の診断を受けアバスチンによる治療を現在受けている、または、アバスチンによる治療を受ける予定がある患者さんならびにご家族の方ですか?

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大腸がんの治療を行っている
患者さんご家族の方へ

アバスチンによる治療でみられる主な副作用

副作用のあらわれ方には個人差があり、すべての患者さんに起こるとは限りませんが、なかには重症化して危険なものもあります。
予測される副作用については、症状の悪化を防ぐための対策など、患者さんご自身もよく理解しておくことが大切です。

アバスチンをほかの抗がん剤と併用すると、抗がん剤だけの治療を受けた場合に比べ、次の副作用が多くみられます。

  • 高血圧
  • 尿にたん白が出る(たん白尿)
  • 粘膜からの出血(鼻血、歯ぐきなどからの出血)
  • 白血球数・好中球数の減少(菌やウイルスなどに対する抵抗力の低下) など

また、以下のような注意を要する副作用が報告されています。

  • 消化管に穴があく(消化管穿孔しょうかかんせんこう
  • 傷口が治りにくくなる(創傷治癒遅延そうしょうちゆちえん
  • 腫瘍(がん)からの出血
  • 動脈や静脈の中に血液のかたまりができる(心筋梗塞、脳梗塞、深部静脈血栓症しんぶじょうみゃくけっせんしょう など)
  • けいれん発作、視覚障害 など(可逆性後白質脳症症候群かぎゃくせいこうはくしつのうしょうしょうこうぐん※※
  • 感染症
  • うっ血性心不全
  • 肺の炎症(間質性肺炎)
  • 毛細血管に血液のかたまりができる(血栓性微小血管症)
  • 動脈の壁の内層が破れて、壁の中間層から剥がれる(動脈解離)
  • 深部静脈血栓症とは、足の表面ではなく、深いところにある太い血管に血栓ができ、血の流れが悪くなることで障害が出る病気です。
  • ※※可逆性後白質脳症症候群とは、急激に血圧が上昇することで大脳に起こる病気です。適切な治療を行うことで回復することから“可逆性”とされています。