アレセンサによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
近年、医療技術や治療薬の進歩により、特定の遺伝子を標的として、患者さんひとりひとりの病気の原因に合わせた個別化治療が拡がってきました。
未分化大細胞リンパ腫の原因として、ALK融合遺伝子という、がん細胞の増殖に関係する特異な遺伝子が関与していることがわかっています。ALK融合遺伝子は、未分化大細胞リンパ腫の成人の患者さんの60%、小児の患者さんの90%以上に認められるといわれています。
アレセンサは、ALK融合遺伝子から作られるALK融合タンパクに作用する分子標的治療薬のひとつです。
このサイトは、アレセンサによる未分化大細胞リンパ腫の治療を受ける方を対象として、アレセンサのはたらき、服用のしかた、副作用とその対処方法とともに、治療中の生活で注意していただきたい点を解説しています。
このサイトをよく見ていただき、アレセンサの特徴をよく理解してください。わからないこと、疑問点があれば、医師、看護師、薬剤師に相談してください。