アレセンサによる治療を行っている
患者さんとご家族の方へ
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
くすりの特徴と副作用について正しくご理解いただき、
主治医の指導に必ず従ってください。
「ALK融合遺伝子」とは、ALK遺伝子(2番染色体上にある)が、NPM遺伝子(5番染色体上にある)などと融合してできた異常な遺伝子です。
<イメージ図>
この異常な遺伝子から作られるALK融合タンパクは、ATP(アデノシン三リン酸)と結合することにより、がん細胞を増殖させる指令(活性化したチロシンキナーゼ)が常に出されたままの状態になり、がん細胞は増殖し続けることになります。
<イメージ図>
アレセンサは従来の抗がん剤とは異なり、ALK融合タンパクをねらって作用します。
ALK融合タンパクにATPが結合できないようにすることで、がん細胞が異常に増えるのを抑え、がんを治療する効果を発揮すると考えられます。
<イメージ図>